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 主催者から『濡れT』の最中に、落語家に司会をさせてほしい。と打診があった。
私的には余分な注釈は必要ないと思ったが、ここは寄席でもあるわけだし致し方なしということでその条件をのんだ。・・・で画像の彼が投入された。

これが間違いだった。
とにかくしゃべりすぎ。落語とは勝手が違うのかどうにも間が悪い。私もやってて‘イラッ’としたが私のスタッフや観客の知人から「あの司会は何!」と激怒の嵐。

彼も思ってもみない役目をふられたのだろう。少しは同情するが、プロならもう少し空気を読むべきであろう。

私としても、ああいったステージでギャグを交えながら退散を促す様な絶妙トークが出来る技を身に着けたいものである。

『濡れTプロジェクト』完成までの道遠し・・。